大森均の釣れ釣れ草

隣に差がつくハゼ釣りのコツ 〜簡単な留意点五つ〜

2017年9月18日
10月いっぱいまでがベストシーズンのハゼ

 初秋にかけてのファミリーフィッシングといえば、なんと言ってもお手軽で簡単なハゼ釣りが代表格。汽水域と呼ばれる、淡水と海水の混じった、潮の干満の影響を受けるエリアがハゼ釣りには向いている。また、この時季のハゼは、エサが豊富にある浅場を好み、岸よりの傾斜したカケ上がりと呼ばれる場所に群れる。具体的な釣り場として、淀川河口の伝法大橋付近、武庫川の南武橋下流など大阪の中心部から近いこともうれしい。これから10月いっぱいまでがベストシーズン。

 ▽釣り方のコツ

 釣り方は脈釣りとウキ釣りに大別されるが、魚のアタリが目で確かめられるウキ釣りが断然楽しい。次の五つ留意点をしっかり守れば、隣の釣り人に差がつくことは間違いなし!

 ▼留意点(1) ウキ下の調整

 この釣りのキモは、ウキ下のこまめな調整に尽きる。水深に合わせて調整し、ハリ部分が2〜5センチ底をはうようにする。この調整がしっかりできればもう釣れたようなもの。底からハリが浮くと途端に喰(く)いが悪くなる。逆に、底をはう長さが長すぎると捕食してもウキにアタリが伝わらないのでエサばかり取られてしまうという結果になる。

 ▼留意点(2) 誘いをかける

 頻繁の誘いをかけよう。ウキがすばやく5センチほど水面を移動するように動かしてやる。微妙に調整した底に着いたエサがふわっと持ち上がるようなイメージで15秒に一度誘いをかける。

 ▼留意点(3) ゆっくりアワセる

 ピクッ!ピクッ!と小さな波紋を描くようなアタリを我慢することが大切だ。アワセのタイミングは、ウキが水面に吸い込まれてから落ち着いてゆっくり竿(さお)を立てる。

 ▼留意点(4) アタリがなければ即、移動

 仕掛けを投入してから1分以内にアタリが無ければ、少しずつエサの場所を移動させる。その際、仕掛けを底で引きずってしまうと、釣り針が障害物に掛かってしまうので、仕掛けを少し持ちあげて、ウキを置き直すようなイメージで行う。

 ▼留意点(5) 釣れたら集中して

 釣り場の条件にもよるが、潮位の高低に影響を受けることから、おおむね潮の上げ始めから上げ切る前までの時間帯に地合が集中する。この傾向が顕著に出る釣りなので、釣れ出したら集中して釣ることが肝心だ。

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■小島・大阪

 タチウオは、大阪湾と神戸沖のなかでは泉南小島沖が船全体の釣果が3割程度よい。同魚75〜110センチ20〜25尾程度が連日の竿頭。要予約。▽恵比須丸=電話072(495)0591

 ■船(2)■敦賀・福井

 越前から香住沖まで若狭一帯でマイカ上昇気配。胴長15〜25センチのマイカを50〜100パイ見込める。ウキスッテ5本針。出船時間は変更があるので確認を。要予約。▽豊漁丸=電話0770(26)1160

 ■磯(1)■尾鷲・三重

 台風直前の気配から尾鷲を推奨。グレ30センチ前後をいい人で6〜7尾狙える。エサ盗り(マルハゲ)多く、釣り方に工夫を。イサギも5〜6ヒロの深ダナで狙えば27〜31センチを2〜5尾程度は期待できる。▽宮城野渡船=電話05972(2)1347

 ■磯(2)■湯浅・和歌山

 アイゴとアオリイカが好調。フカセ釣りでアイゴ25〜35センチ5〜15尾程度釣れている。エサは酒カス。アオリイカはエギで胴長10〜15センチが10〜20パイ程度は見込める。ひとまわり大きくなり数釣りもさらに上向く。▽なぎ丸=電話0737(62)3891

 ■筏■堂の浦・徳島

 チヌ堅調。チヌ20〜30センチ平均で1〜30尾。エサは、オキアミ、生ミック、コーン、サナギ、シラサエビなど。▽斎藤渡船=電話088(688)0453

 ■波止■武庫川一文字・兵庫

 エビ撒き釣りでハネ急上昇。同魚35〜50センチ3〜8尾期待できる。他にサゴシ40〜45センチがメタルジグで2〜5尾。サビキ釣りでアジ10〜13センチで100尾。▽武庫川渡船=電話06(6430)6519

 ■波止■南港・大阪

 石ゴカイのエサを使った探り釣りでサンバソウ絶好調。13〜18センチ程度であるが煮付けですこぶるおいしい。▽丸高渡船=電話06(6613)1075

 (大阪日日APG 松田勝也)