霜越春樹の大阪 MODEL COLLECTION

松本 尚子(ラピスラズリ)

2016年10月31日

今が一番生き生き

(C)SHIMOKOSHI HARUKI/PRESSSEVEN

 太陽光にきらめく水が流れるように、全身が静かに動きだす。長い手脚がフラッシュに反射したとき、美しさが放たれる。

 電車にも乗れないほど背の高さがコンプレックスだった高校1年の時に、テレビ番組の「背が高くて悩んでいる人大募集」という企画に応募し「2千人の中から」選ばれた。それは、普通の女子高生がパリコレを目指して出られるのかという企画で、その時は「パリコレが何か知らなかった」と笑う。

 それでも3日間のレッスンを受けてパリに出発し、現地でオーディションを受けるが落選。しかし「フィナーレで歩かせてもらった」と、世界のランウェイを経験した。

 「こういう道もあると思った」。その翌年からコンプレックスを強みにモデルとして活動。高校3年の時にはミスインターナショナルで3位に入った。しかし、「10代で燃え尽きた」と挫折を経験。モデルを辞め、社会人としての道を選んだ。

 そしてちょうど1年前。勤めていた会社の上司から投げかけられた言葉で、モデルへの復帰を決意して表舞台に戻ってきた。「今度はモデルとして燃え尽きたい。今が一番生き生きしていると思う」。

 (ヘアメーク 増谷祐佳)

 【プロフィル】まつもと・なおこ T176 B82 W66 H94、大阪府出身。ショーを中心に活躍。