2017年10月1日 18:51

小石原焼、共同窯が完成 九州豪雨被災の陶工支援

 九州北部の豪雨で被害が出た福岡県東峰村で1日、被災した伝統工芸品「小石原焼」の窯元が共同で利用する窯が完成し、火入れ式が行われた。自前の窯を復旧させる見通しの立たない陶工が早く活動を再開できるよう、災害発生から5日で3カ月となるのを前に、県と村がつくった。

 小石原焼伝統産業会館に設けた窯の前で、村長や窯元関係者など計15人が、宮司のおはらいを受けた。その後「原彦窯元」の梶原大祐さん(37)がガスバーナーで火を付け、自作の茶わんやどんぶりなどを窯の中に入れた。村で7~9日に開く「民陶むら祭」で販売する品々を焼いた。県によると、窯元47軒中22軒が被災した。