鳥取市気高町の浜村温泉夏の一大イベント「貝がら節祭り２０２３」（実行委員会主催）が、同町浜村の浜村観光道路・ヤサホーパークで４年ぶりに開催された。メインの総踊りは民謡「貝殻節」をポップ調にアレンジした「新曲貝がら節」に合わせ、約４５０人による１１連の踊りが会場を熱気で包んだ。
浜村保育園の園児による「船屋台パレード」▽気高中生徒の「正調貝殻節踊り」▽ポコ・ア・ポコのミニコンサート▽逢鷲太鼓連演奏－などが祭りを活気づけ、花火大会の代わりにヤサホーパークにイルミネーションが飾られ彩りを添えた。
芸能ステージもあり、貝殻節保存会の踊りと異色のシンガー・ソングライター「安来のおじ」によるライブがあり、アレンジした貝殻節など歌と方言トークで面白おかしく盛り上げた。
踊り子として参加した鈴木陽子さん（５０）は「７年ぶりに踊りました。活気があり楽しかったです。来年も開催できたらいいですね」と笑顔で話した。
森本健一実行委員長（６３）は「芸能ステージがとても楽しく、屋台村なども祭りを盛り上げてくれた。来年度より世代交代し、若い感覚を取り入れた斬新な祭りにしてほしい」と期待を込めた。
