国宝・松江城周辺をライトアップする光のイベント「松江水燈路(すいとうろ)」が、週末を中心に松江市内で開かれている。特産品や観光名所、神話といった島根の魅力をテーマに市民が手作りしたあんどんの光が、水都の夜を温かく照らしている。
城下町をライトアップして宿泊客増加につなげる狙いで、市などが実施。2003年に始まり、今年で21回目となった。コロナ禍はオンライン開催するなど、形態や規模を変えて毎年実施している。
松江城二の丸の広場には、島根県の観光PRキャラクター「しまねっこ」や松江市の花「ボタン」が描かれた手作りのあんどん475基が並ぶ。
城の敷地に入ってすぐの「馬溜(うまだまり)」と呼ばる広場近くに、松江、安来両市の高校の美術部員が描いた障子のオブジェ25枚が設置され、訪れた人を迎えている。
15日までの土、日に開催。