【東京ウオッチ】異文化との感性の交流、豊かに味わう~帝国ホテル東京で「トルコフェア」

いまのTokyoをつかむイベント情報(20日~28日)

  •  帝国ホテル東京の「トルコフェア」で提供されている「チョバン・サラダ」(提供写真)
  •  帝国ホテル東京「トルコフェア」のために来日した、大使館招聘シェフのユヌス・ギュンデュズさん(左)とエムレ・オルチュさん=東京・内幸町(提供写真)
  •  エミール・ガレ「装飾扇(キク、チョウ)」(1878年頃 松江北堀美術館蔵)(前期展示:~5月6日)(提供写真)
  •  「メゾン クリスチャン ディオール」の2024年春夏に向けた限定フレグランス(提供写真)
  •  東京バレエ団「親子で楽しむGWファミリー公演 はじめての『白鳥の湖』」第3幕の一場面(photo:Shoko Matsuhashi)(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【20日(土)】

 ▽「帝国ホテル東京『トルコフェア』」(~30日、千代田区)

 トルコと日本の外交樹立100周年を記念し、内幸町の帝国ホテル東京でトルコ料理のフェアが開かれている。

 1964年の東京五輪を機に海外への関心が高まり、翌年から「食を通じた国際社会や文化の理解」を深めるフードフェアを始めた。これまでに20以上の国・地域の食を100回以上紹介。トルコ料理は初となる。

 3人の同国大使館招聘シェフの監修レシピを基に、ホテル調理部課長でシェフの紀野安彦さんらが約20のメニューを作りあげた。忙しい羊飼いが仕事の合間の調理を簡単にするため考えたといわれる「チョバン・サラダ」、ラム肉とナスのシチュー「ヒュンキャル・ベーンディ」などはアジアと欧州の風味が混じり合う。トルコにも伝わる旧約聖書の物語「ノアの箱舟」を基にした「アシューレ」は、ひよこ豆などを砂糖で煮た日本人に親しみやすいスイーツ。

 「宮廷料理のようなメニューではなく、現地の文化が伝わる家庭料理を提供することでトルコの食の豊かさを知ってもらいたかった」と紀野さん。「トルコ人シェフたちとの感性の交流から生まれた。...

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