「何もない」がっかり観光地、だからこそ「世界遺産」になった驚きの理由

後世に平和と繁栄を残した「島原天草一揆」の地、長崎県・原城跡

  •  世界遺産の原城跡(中央の草地)=長崎県南島原市(南島原市提供)、奥が雲仙・普賢岳
  •  原城本丸跡に立つ十字架=2023年12月27日、長崎県南島原市
  •  原城陥落後、幕府軍によって徹底破壊された石垣跡=2023年12月27日、長崎県南島原市
  •  大橋幸泰早稲田大学教育・総合科学学術院教授=2023年11月14日、東京都新宿区
  •  原城跡から見える朝の雲仙・普賢岳=2023年12月28日、長崎県南島原市で撮影

 約400年前、16歳だった天草四郎がキリシタン農民らを率いた日本史上最大の農民一揆「島原天草一揆」。彼らの最期の地になったのが、長崎県南島原市にある原城跡だ。世界遺産に登録された城跡だが、現在は何も...

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