上層部の指示に逆らい、開業初日に時速200キロ。60年前、東海道新幹線の一番列車で若き運転士がかなえた夢

  •  東海道新幹線のN700A(JR東海提供)
  •  新幹線を運転する大石和太郎さん
  •  新幹線を運転していたころのアルバムを見る大石和太郎さん
  •  東海道新幹線(東京―新大阪間)所要時間の推移
  •  JR各社の経営

 1964年10月1日。東海道新幹線の開業初日、ある運転士が旧国鉄上層部の「時速160キロ」の運行指示に背いて速度を上げ、210キロを出した。

 新大阪発の一番列車「ひかり2号」を運転した大石和太郎さん...

残り 1817 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事