おいしく大きな梨になって なしっこ館で摘果・小袋かけ体験

 梨つくり体験イベント「摘果・小袋かけ体験」が5日、倉吉市駄経寺町のエースパックなしっこ館で始まった。参加した親子連れらが、病害虫から梨を守るための小袋かけなどを体験し、収穫に思いをはせた。6日も行われる。

 参加者は、形のいい大きな実を残して小さな実をはさみで切り落とす摘果と、梨の肌の汚れを防ぐための小袋かけに挑戦。奈良県田原本町の会社員、上野裕也さん(52)は、長女の愛海さん(11)らと家族4人で参加した。愛海さんは枝に手を伸ばし丁寧に小袋をかけると「おいしく大きな梨になってほしい」と笑顔を見せた。

 技術アドバイザーの田中孝明さん(67)は「体験をきっかけに子どもたちが梨の生産に興味を持ってほしい」と期待した。

 今後、6月上旬には大袋かけ、9月10日前後には収穫体験も予定されている。

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