カウントダウンで機運を盛り上げ JR米子駅にボード

 13日に開幕する大阪・関西万博を盛り上げようと、山陰と関西を結ぶ玄関口の一つでもあるJR米子駅に、駅員手作りの開幕までのカウントダウンボードが設置されている。駅を利用する観光客らは足を止めて写真を撮るなど、一足早く万博気分を味わっている。

 米子駅の複数の駅員が、米子からも万博を盛り上げようと企画。2月に設置した。ボードは、同駅開業時から使われているベンチを活用し、万博公式キャラクターをイメージした赤色と青色で飾り付け、運行開始から1年を迎えた特急やくもの写真と組み合わせた。

 観光で同駅を利用した大阪府吹田市の内田賢二さん(79)は「素晴らしい。開幕が近づいて大阪も盛り上がってきたけど、他府県での盛り上げも大切」と感激していた。

 万博開幕後に鉄道の利用が増えることを想定し、同駅の駅員は大阪環状線の西九条、京橋の両駅員と、乗り換えや観光情報などについて意見交換した。米子駅の竹原悠花さん(41)は「万博で地域が盛り上がり、移動にはやくもを使ってもらえたら」と期待した。

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