凝りを探り、その人の生に触れる 「からだ 世界」(12)マッサージする美術家 手の記憶が残るうちに絵や塑像制作 心身の痛みに思い至らせ 10:30 京都市のアトリエで、美術家の池上恵一(いけがみ・けいいち)(52)が木炭で黒く塗りつぶした紙に向き合っていた。素手でさすったり、たたいたりすると、炭がはたかれ、人の上半身がぼやっと白く浮かび上がる。... 残り 2210 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら