後回しの「トイレ問題」、災害が起きた後、最初の排せつはどうする?

安心して用を足せる環境をつくり、命を守る

  •  能登半島地震の避難所。トイレは使えなくなった(日本トイレ研究所提供)
  •  能登半島地震の被災地の公衆トイレ(日本トイレ研究所提供、画像の一部を加工しています)
  •  大田区立出雲小で行われた携帯トイレの出前授業。小学生がトイレの模型に携帯トイレを設置している=2024年11月、東京都大田区
  •  し尿に見立てた色水を凝固剤でかけたもの=2024年11月、東京都大田区
  •  日本トイレ研究所代表理事の加藤篤さん=2024年11月、東京都内

 石川県七尾市議の山花剛さんは、2024年元日の能登半島地震で被災した数日後、親戚からある話を聞いた。「最寄り駅のトイレが大変なことになっている」。早速向かった駅で見たのは、まさに惨状だった。男性・女...

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