際立つ新緑、香り堪能 たじま高原植物園・森林浴さんぽ 間伐材活用したお茶試飲も

 たじま高原植物園(香美町村岡区和池)で24日、新緑の園内を歩く「森林浴さんぽ」が行われた。町内外から参加した約20人が雨の中、植物のエネルギーを感じながら散策を楽しみ、地元の間伐材の葉や枝を有効活用した「森林浴茶」の試飲などで和やかなひとときを過ごした。

 森林浴茶の製造・販売を手がけるANMEI(同町小代区)が企画した。

 参加者は同園植栽担当の森篤輝さんの案内で、園内に自生するミズバショウやトチなどを眺めながら歩き、雨に濡れることで際立つ新緑の美しさや、植物の香りを堪能。樹齢千年を超える同園のシンボル、大カツラの木のたもとでは、こんこんと湧き出る水をくんで味わった。

 加古川市から参加した小河都子さん(51)は「雨の音と自然の一体感が心地よかった」と話し、さまざまな味と香りの森林浴茶を飲みながらリラックスした表情だった。

 森林浴さんぽは、10月にも秋バージョンが予定されている。

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