米子バラ会(小林徳成会長)による「第33回春のバラ展」が24日、米子市西町の市児童文化センターで始まった。約100品種150点が展示され、来場者が多彩な色や形、香りを楽しんでいる。25日まで。
会員約50人が自宅で育てたバラを持ち寄って展示。フランスのシャンソン歌手バルバラにささげられ、深紅が印象的な「オマージュ・ア・バルバラ」、波打つ青紫の花びらが美しい「爽(そう)」などが目を引く。
剪定(せんてい)や挿し木など栽培に関する相談コーナーも設けられている。会員の坪内雅子さんは「多彩な色がパッと目に入るよう工夫した。香りも楽しんでいただきたい。栽培について来場者とお話しすることで、愛好家が増えれば」と話した。