6月1日に鳥取市で開催される「布勢スプリント2025」に招待されているジャマイカの高校生アスリートらが29日、同市役所を訪れ深沢義彦市長を表敬訪問した。
市役所には、男子100メートルに出場するマリク・ヌージェント選手(16)と女子100メートルに出場するアドラ・キャンベル選手(16)、ジャマイカ陸上競技連盟のガース・ゲイル会長など5人が訪れ、職員の歓迎を受けた。
同連盟と鳥取陸上競技協会の友好交流の一環。ヌージェント選手は「けが無く無事に終わりたい」と笑顔。キャンベル選手は「ベストを尽くしたい」と意気込んだ。
9月に東京の国立競技場で開催される世界陸上・東京大会の事前キャンプ受け入れに向けた調整も行う。ゲイル会長は「鳥取との友情を大切にしたい」と話し、深沢市長は「皆さんの活躍を期待している。鳥取とジャマイカの友好交流の発展を願いたい」と話した。
2人は同市の鳥取東高も訪問。英語の授業に参加したり、陸上部と合同トレーニングを行ったりして交流を深めた。