はじめまして!SEA BLOOM Rinoさん

 「見に来たお客さまが世界観に入り込めるようなパフォーマンスにしたい」と話す米子市出身のRinoさん(13)。楽曲によって魅せる表情や声色が変わる様子は、変幻自在なカメレオンのよう。メンバーの誰よりもストイックにレッスンに励み、みんなのやる気を底上げしてくれる縁の下の力持ちのような存在だ。(聞き手は篠原杏)

音楽はいつもそばにあった

 ジャズダンスとモダンバレエを習ってきた。KーPOPダンスは独学で覚えた。ダンスを習い始めたのは小学2年からだが、物心つく前から音楽が流れたら体が勝手に動き出すくらいダンスが好き。体調が悪くてもダンスを踊れば不思議と元気になる。ダンスは私にとってなくてはならない大切なもの。

 父の仕事の関係で家にはピアノやドラム、ギターがあり、小さい頃から音楽はいつもそばにあった。ピアノは2週間に1回のレッスンを今も続け、楽器が弾けることも自分の強みかも。幼稚園はインターナショナルスクールに通い、英語を話すのも得意。小さい頃からいろんな経験をさせてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱい。

プロ意識の高いアイドルに

 プレッシャーには強い。感じれば感じるほど燃えるタイプ。アイドルとしてレベルの低いパフォーマンスは絶対見せたくない。自分自身も恥ずかしいし、何よりも見に来たお客さまに失礼だと思うから。

 プロとして舞台に立つからには、日々のダンスや歌のレッスンはもちろん、自分の魅せ方やライブの世界観に引き込む方法を自分なりに考え、見に来たみんなに満足してもらえるライブにしたい。

 特にダンスの表情管理は得意なので注目してほしい。でも、トークはまだ少し苦手。本番までに腕を磨いて、見てる人たちに伝わるように頑張って話したい。

編集後記

 10代で大人顔負けのプロ意識の高さを見せる彼女は、大人の私から見ても本当にかっこいいと思うし尊敬する。そんな彼女が舞台の上で見せてくれるパフォーマンスはどんなものになるのか。連載をご覧になった読者の皆さん、ぜひ彼女たちの勇姿をとりぎん文化会館で見届けてほしい。

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日本海新聞プロデュースのアイドルグループ「SEA BLOOM(シーブルーム)」が31日、鳥取市のとりぎん文化会館でデビューする。デビューを控えたメンバー5人の素顔を追った。

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