智頭町智頭の智頭農林高で20日、生徒が町の魅力を交流サイト(SNS)で発信する「高校生ライター」の投稿研修があった。生徒らは今後、町の公式SNSで学校内の様子などを発信していく。
SNS発信事業の運営を委託されている企業の担当者が講師となり、生徒会の2、3年生12人にネットリテラシーや肖像権、投稿の流れなどを説明した。生徒らは「自己紹介と校内の好きな場所」をテーマに投稿を作成。林業に使う機械やチェーンソー大会練習風景、町の看板などを工夫しながら撮影し、記事を書いた。
機械室内の様子を投稿した森林科学科2年の児玉真智瑠さん(16)は「投稿は初めてだったが、学校の様子が伝わるよう挑戦していきたい」と話した。
同町では、任命した町民ライターが町内のイベントや四季折々の風景などを紹介しているが、幅広い年代に情報発信してもらおうと、3年前から同校生徒にも協力を依頼している。