青山剛昌館再整備検討会 北栄町長に基本計画提出

 青山剛昌ふるさと館(北栄町由良宿)の再整備検討会(蓑豊会長)は22日、同館の新築移転に関する基本計画を手嶋俊樹町長に提出した。新施設は2027年オープンを目指し、建物延べ床面積は現施設(約900平方メートル)の約3倍に拡大。不足していた展示スペースや収蔵の課題が解消され、バリアフリーにも対応した施設に生まれ変わる。

 国道9号沿いの道の駅大栄に隣接する現施設から南方に約700メートル離れた出会いの広場(同町由良宿、鳥取県運転免許試験場跡地)に移転する計画。

 現施設の延べ床面積約900平方メートルに対し、新施設は約3千平方メートル。エレベーターや音声ガイド、ピクトグラムなどバリアフリー機能やユニバーサルデザインを充実させる。基本計画段階の整備費は約28億円と試算している。

 同日、同町由良宿の大栄農村環境改善センターで蓑会長が手嶋町長に基本計画を手渡した。簔会長は「地元の意見もたくさん聞かせていただき、良い計画ができた。すばらしいふるさと館をつくって」と求め、手嶋町長は「計画に沿った形でファンや地域に愛される施設にしたい」と応じた。

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