2020年3月27日 12:52

JFE、川崎の高炉休止へ 鋼材需要低迷で合理化

 JFEスチールが、東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の第2高炉(炉容積5千立方メートル)を休止する方向で調整していることが27日、分かった。関係者が明らかにした。鋼材需要が低迷しており、生産設備の集約により合理化につなげる狙い。

 鉄鋼各社は原材料価格の上昇に鋼材価格の値上げが追いつかず、収益が悪化。鋼材需要減が追い打ちをかける形になっており、最大手の日本製鉄も呉製鉄所(広島県呉市)の閉鎖や和歌山製鉄所(和歌山市)の高炉1基の休止を決めた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鋼材需要がさらに落ち込むとの懸念が出ており、生産体制の見直しが急務になっている。