2020年7月10日 13:10

医師過労死訴訟が和解、長崎 1億6千万円賠償受け入れ

 長崎市の長崎みなとメディカルセンターに勤務していた男性医師が2014年に33歳で急死し、遺族が病院側に損害賠償や未払いの残業代を求めた訴訟が10日、和解した。病院側が記者会見し、過労死と認め約1億6700万円の支払いを命じた昨年5月の長崎地裁判決を、全面的に受け入れると明らかにした。

 病院を運営する市立病院機構の片峰茂理事長は「過労死の水準をはるかに上回る超過勤務だったことは間違いない。適切な労務管理に欠け、安全配慮が不十分だった」と述べ、謝罪した。

 地裁判決によると、男性は14年4月からセンターの心臓血管内科で勤務。同年12月、死亡した。