大阪ニュース

後継者 実家に戻そう 農家のこせがれネットin関西

2009年5月24日

 若手農業者、実家が農家の若者、農業に興味を持っている消費者らが集まり、「農家のこせがれネットワーク設立決起集会in関西」がこのほど、大阪市内で開催され、約七十人の参加者が農業の今後の可能性を探った。

グループディスカッションでまとまった意見を発表する参加者ら

 「農家のこせがれネットワーク」(東京都、宮治勇輔代表理事)は農業の活性化を図る任意団体で、東京都を中心に活動している。「農業では飯が食えない」として実家を出てしまった農家の後継者、若手農業者、消費者とのネットワークを形成することで「農業ができる」仕組みをつくり、「農家のこせがれを実家に戻す」(宮治代表)ことが狙い。

 当日は、関西の農家によるパネルディスカッションや参加者全員によるグループディスカッションなどを実施。関西の農家の課題として、後継者難や消費者とのコミュニケーション不足などを挙げ、企画として農家直売のファーマーズマーケットの設置などが提案。関西でのネットワークづくりの機運を盛り上げた。

 長崎県から参加した実家の農園のアスパラを販売している許斐(このみ)民仁さん(36)は「消費者、農家、同じこせがれなどさまざまな人の意見を聞くことができ、来たかいがあった」と喜んでいた。