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「まだまだ復興途上」 府、岩手派遣職員が帰任報告

2017年4月21日

 大阪府は19日、東日本大震災で被災した岩手県に派遣している職員のうち3月末で派遣期間が終了した18人の帰任報告会を開いた。職員は「活気が戻りつつあるが、まだまだ復興途上だ」と述べた。

岩手県に派遣された職員を代表し、あいさつする石地さん=19日午前、大阪府庁

 職員は1〜3年間、岩手県庁などに派遣された。河川、道路の復旧工事や防潮堤の整備をはじめ、災害復興住宅の設計管理、被災した子どものケアに当たった。

 3年間、派遣されていた災害対策課の石地浩二さんが「震災から6年がたち、津波で壊滅的な被害を受けた街が生まれ変わろうとしている。しかし引き続き全国からの支援が必要だと感じる」とあいさつした。

 松井一郎知事は「復興に尽くしてくれて大阪府にとって誇りだ。地震はどこで起きるか分からない。培った経験は大阪で災害が起きたときに生かされる」と話した。

 府は2012年度から岩手県に延べ149人を派遣。派遣期間は原則1年間としている。