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1番列車に歓声 京阪電鉄初導入プレミアムカー

2017年8月21日

 京阪電気鉄道は20日、同社が初めて導入した座席指定の特急車両「プレミアムカー」の運行を開始した。早朝の淀屋橋駅には、午前6時40分発の“1番列車”を一目見ようと多くの鉄道ファンが詰め掛け、写真撮影を楽しんでいた。

運行を始めたプレミアムカーの1番列車に乗り込む人ら=20日、大阪市の京阪電鉄・淀屋橋駅

 午前6時12分、淀屋橋駅4番線ホームに一番列車が到着すると、ホームに歓声が湧き起こった。出発式で中野道夫社長が「出来栄えはかなりいい。皆さまに自信をもって提供できる」とあいさつし、テープカットで運行開始を祝った。

 プレミアムカーは、淀屋橋−出町柳間を結ぶ8両編成の特急に組み入れた特別車両(1両40席)。毎日約100本運行する。通常運賃に400〜500円の座席指定料金が必要で、専属のアテンダントが同乗し、リクライニングシートを採用、無料のWi―Fi環境を備えている。

 同社によると1番列車は、インターネット専用サイトで販売を開始し、5分で売り切れ。初日は2番列車以降もほぼ満席状態という。

 三重県から訪れた中村豊さん(35)は「座席や設備、サービスなどお客のことを考えた、伝統の特急列車にふさわしいクオリティーの高さ。乗るのが楽しみ」と大きくうなずいていた。