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女子生徒らマグロ解体 阪神百貨店で宇和島水産高

2017年10月22日

 水産業を学ぶ宇和島水産高校(愛媛県宇和島市)の女子生徒らが21日、大阪市北区の阪神百貨店梅田本店でマグロの解体を実演した。県産ブランドをPRするフェアの一環。自分の重さ以上あるマグロを手際よくさばくと、買い物客らが詰めかけた鮮魚売り場ではどよめきと拍手が湧き起こっていた。

マグロをさばいてみせる正木さん(左)とマイクを手に解説する鎌田さん=21日、大阪市北区の阪神百貨店梅田本店

 同校では、“フィッシュガール”と銘打って、女子生徒らが県内外で海産物の広報を続けている。この日は1年の鎌田彩花さん(16)と正木美羽さん(15)が訪れ、きめ細かい脂のりととろけるような食感が特長の宇和島産クロマグロの一種、「だてまぐろ」を売り込んだ。

 重量56キロの大マグロには正木さんが挑み、頭をはじめ背中や腹へ力強く刃を入れ、そつなく身をそぎ落としていった。カマや赤身、中落ちなどが即売され、希少部位はあっという間に売り切れた。

 「こんなに人が集まるところは始めてで緊張した」と正木さん。鎌田さんはマイクを手にクロマグロが“黒いダイヤ”と呼ばれていることや、タウリンや鉄分、DHAなど高い栄養価を解説し、「魚が嫌いな人にもおいしさを広めたい」と笑顔を見せていた。