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「復活」「顔」に焦点 大阪城で企画展始まる

2018年5月17日

 大阪城天守閣(中央区大阪城)で、大阪城史の「復活」と収蔵品の「顔」に焦点を当てた二つの企画展示が始まった。7月まで。

公開展示された人形の顔(天守閣4階)
4度の復活を遂げた大阪城の歴史展示会場(天守閣3階)

 「復活」展示は大阪城が戦火に見舞われた過去4回の歴史をひもといている。1570〜80年に本願寺と織田信長が戦った「石山合戦」、1614〜15年の「大坂の陣」、1868年の「戊辰戦争」、1945年の「大阪空襲」の関連史料を展示。それぞれ豊臣秀吉の築城、徳川政権の再築、明治維新後の陸軍による使用、戦後の整備によって復活したことを伝えている。

 「顔」展示は“造形、技巧、そして表情”と題して開催。戦国武将の顔を守る面頬(めんぽお)をはじめ、手乗りサイズの神仏像、舞台人形などを紹介。学芸員の岡嶋大峰さんは「耳や目の形など細部を見てほしい」と話し、「復活」展示については「大阪城が次の時代の重要拠点として再生していることに注目してほしい」と呼び掛けている。