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御田にアイガモ放鳥 住吉大社

2018年7月7日

 大阪市住吉区の住吉大社境内・御田(おんだ)(約20アール)で6日、恒例のアイガモの放鳥が行われた。大雨の中、25羽のひなたちが苗の間を進み、虫や雑草を食べる仕事を開始。関係者があいらしい姿を見守った。

御田にアイガモのひなを放鳥する神楽女=6日、大阪市住吉区の住吉大社

 同大社では約30年前から、無農薬のアイガモ農法に取り組んでおり、例年、地元園児による放鳥体験や見学などにも協力している。あいにくの降雨で園児の参加はなかったが、神職や同大社のみこ神楽女が代わる代わるひなを抱えて放鳥した。

 御田では、6月14日に重要無形民俗文化財「御田植(おたうえ)神事」が執り行われたばかり。近隣の幼稚園と小学校が、稲穂が実る時季に合わせてかかしを制作、設置する「住吉かかしプロジェクト」も今年で5年を迎えた。参加の各校園では、ミニ水田やプランターなどでコメ作りを体験する動きも増えている。

 同大社権禰宜(ごんねぎ)の岡康史さんは「先生が転任先の学校でもプロジェクトに参加されるなど、活動の輪が広がっており、大変うれしく思う」と話した。