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開かずの踏切解消 自由通路、11月使用開始

2018年9月22日

 JR西日本は11月11日から、橋上駅舎や自由通路新設工事を進めているJR京都線の大阪市淀川区の東淀川駅を、使用開始すると発表した。1時間当たりの踏切の遮断時間が40分以上にもなる“開かずの踏切”が姿を消し、通行の流れをスムーズにして事故防止につなげる。

橋上駅舎となる東淀川駅西口の外観イメージ(JR西日本提供)

 JR西は2016年、同駅前後の踏切を自由通路を新設することによって廃止し、築70年以上で通路の幅員が狭い駅舎を橋上化すると発表。同市と共同で、バリアフリーに対応した駅舎の整備などを進めていた。

 駅北側にある北宮原第1踏切の遮断時間は、1時間当たり最大56分、南側の南宮原踏切は同57分と長く、同社管内に約50カ所ある開かずの踏切でワースト1、2だった。単純計算で1日当たり16時間以上閉まった状態になることもある。

 踏切の代替えとなる自由通路は地上7メートルで幅員6メートル、長さ60メートルあり、高齢者や障害者に配慮してスロープやエレベーター、エスカレーターを整備。自由通路の使用開始に合わせ、バリアフリーに対応していなかったこれまでの地下通路を廃止し、スムーズな通行や事故防止に役立てる。

 JR西の来島達夫社長は「快適で利用しやすい駅に生まれ変わることができれば」と期待を寄せた。