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「夢洲駅タワービル」建設 万博合わせ大阪メトロ

2018年12月21日

 大阪メトロは20日、2025年の大阪博覧会(万博)の会場となる大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」(此花区)での開発構想について、24年度の開業を目指す「夢洲駅」(仮称)と一体の商業ビル「夢洲駅タワービル」(仮称)を建設する考えを示した。予定通り完成させるには、前提として土地の確保を進める必要がある。

夜の夢洲駅タワービル(仮称)のイメージ。「多様性が活力を生み出し、大阪中へ染み渡る」がコンセプト(提供)

 夢洲は万博の会場になっているほか、大阪府・市が24年の開業を念頭に誘致を目指しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致先でもある。アクセスは大阪メトロ中央線の「コスモスクエア駅」から延伸し、夢洲駅を新設する計画がある。

 構想では夢洲駅を開放的な空間にするイメージを示した。タワービルは高さ275メートルで55階建てを想定。商業施設やエンターテインメント関連施設、ホテル、オフィスなどが入る。施設内には、ものづくりを支援するターミナルも設ける。

 また万博への対応として、来場者をスムーズに輸送するために中央線の運転間隔の短縮や、駅の混雑緩和に取り組むとした。

 河井英明社長は「万博の開催が決まり、さらにIRの有力誘致先で、国際観光拠点としての期待が高まっている。夢洲を大阪の活力拠点にしたい」と意欲を語った。