連載・特集

相羽秋夫のお笑い食べまくり


上方落語 「馬の尾」

 魚釣りをしようとした男、天蚕糸(てぐす)(釣り糸)が傷んでいたので、たまたま家の前につないであった馬の尻尾(しっぽ)の毛を抜いて代用する。それを見た友人が「えらいことをしたな」と...
2017年12月9日

上方落語 「隣りの桜」

燻製&発酵
 隣家の桜を折った男に抗議が来たので「隣の花を捻(ね)じろうが折ろうが勝手や」と返事をした。しばらくすると、その隣家がドンチャン騒ぎを始める。興味を持った男が、塀の穴から様子をうか...
2017年11月25日

上方落語「木具屋丁稚」 

 木具屋が注文の重箱を作り、「半日(ひなか)で作ったが、念入りに仕事をした。2朱下さい」との口上を付けて丁稚(でっち)に届けさせる。ところが丁稚が「田舎(いなか)で作った」と間違え...
2017年11月18日

上方落語 「雨風」

珈琲(コーヒー)とお菓子
 酒好きで餡(あん)ころ餅好き、つまり辛党なのに甘党の人を、大阪では“雨風(あめかぜ)”と呼ぶ。どっちが雨かという談義になり、酒は水で作るので雨だ。餅を焼くと膨れるが、破れるとスー...
2017年12月2日

東京落語「胡椒の悔み」   

 緊張すると笑い癖(ぐせ)のある男がいる。知人に不幸があって、悔やみに行くことになった。大切な場なので、笑いは禁物だ。「胡椒(こしょう)を口に含んで、口上を言いなさい」と妻に教えら...
2017年11月11日

上方落語「甘井羊羹」

 山井直仙(やまいなおせん)というやぶ医者がいる。とにかく甘い物が大好きで、名前を“甘井羊羹(あまいようかん)”と変えてしまう。さらに、妻は“さと(砂糖)”、息子は“甘蔵(かんぞう...
2017年11月4日

東京落語「もう半分」

 居酒屋に貧相な老爺(ろうや)が来て、酒を茶わんに半分だけ注文し、呑(の)み干すと「もう半分」と言っては何度も追加する。最後に酩酊(めいてい)して、百両近い大金を忘れて帰る。老爺の...
2017年10月28日

東京落語「落語禁止法」

 「落語は国民の勤労意欲を奪う娯楽だ」との理由で、禁止法が制定される。落語家は途方に暮れ、次々に転業する。林家木久扇・木久蔵親子などは、屋台のラーメン店を始める。だが落語を求める人...
2017年10月21日

上方落語「そうめん食い」

 食通自慢の男を困らせてやろうと、大和(奈良県)名物の“丈長素麺(たけながそうめん)”を、切らずにそのまま茹(ゆ)でて食べさせる。男は「素麺は、つゆを少しだけつけて食べるのが通の食...
2017年10月14日