連載・特集

相羽秋夫のお笑い食べまくり


上方落語 「声のかんづめ」

 現代はカセットテープやCDもちょっと古くなってネット配信が全盛だが、その前身であるレコードすらなかった時代。なんとか有名人の声を蒐集(しゅうしゅう)し、商売にしようと考えた男がい...
2018年2月24日

東京落語 「中村仲蔵」

 江戸期の役者中村仲蔵が、まだ下積みの頃。「忠臣蔵五段目」の定九郎の役がついた。端役に近かったが、壊れた蛇の目傘を半開きにして花道を駆け出し、七三で傘を開いて見得(みえ)を切るとい...
2018年2月10日

東京落語 「まちがい」

晩酌食堂「Hαnαco+」
 ある息子、父親に「花子さんと結婚したい」と言うと、「あの娘(こ)は、私の隠し子だ。お前と兄妹になるから駄目(だめ)だ」と拒否される。元気がない息子を心配した母親が「どうしたの」と...
2018年2月3日

上方落語 「桜ん坊」

 間違えて桜ん坊(さくらんぼ)の種を呑(の)み込んでしまった男の頭に、桜の木が生えた。春になると人が集まり花見をするので、喧(やかま)しくて眠れない。そこで、この木を抜くと、今度は...
2018年2月17日

東京落語 「月の盃」

 ある殿さま、参勤交代で江戸に滞在中に、吉原の花魁(おいらん)に熱を上げる。国元に帰るが、花魁を忘れられず、足の速い男に頼んで、盃(さかずき)と酒を届ける。花魁が呑(の)み干した返...
2018年1月27日

上方落語 「運付酒」

地酒と今治やきとり「萬願亭」
 男二人。伊勢参宮の帰り道に、造り酒屋を見つける。交渉するが、小売りを断られたので、「ドンツク(アホのこと)」と捨て台詞(ぜりふ)を吐く。とがめられて、「運が付き、金持ちになること...
2018年1月20日

上方落語 「三百餅」

 正月の餅がつけない男、300文出して切り餅を買い正月を迎える。ところが、家賃を払わず餅を買ったことが家主に知れる。男は家主が趣味にしている狂歌で機嫌をうかがう。家主が「初春の髪の...
2018年1月13日

東京落語 「七草」

 正月7日には、健康祈願のため春の七草を入れた粥(かゆ)を食べる風習があった時代。「七草なずな、唐土(とうど)の鳥が、日本の土地へ渡らぬ先に」と囃(はや)しながら、七草を敲(たた)...
2018年1月6日

東京落語 「大男の毛」

 商家の旦那、特別大きな体の関取力士を連れ遊郭に行く。玄関から入れないので、2階の障子を開けて入る始末。酒も大きな水瓶(みずがめ)から直接飲む。いよいよ床入りになり、花魁(おいらん...
2017年12月30日