鳥取県中部を軸に昨年初めて開催された自転車の長距離ライドイベンド「グランフォンド倉吉」(鳥取中部ツーリズム協議会主催)が10月8日、倉吉パークスクエアを発着点に開かれる。大会を前に関係者らが14日、広田一恭倉吉市長を表敬訪問し、大会の継続を誓い合った。
同協議会の藤井政至代表らが訪れた。藤井代表は、参加者の半数以上が県外の愛好家でリピーターも多いなど申し込み状況を説明し「県中部の自然豊かなコースの魅力が伝わっている」と報告。昨年、参加した広田市長は「とても気持ちよかった。『今年も鳥取へ行こう』と言ってもらえるような名物大会に育ててほしい」と激励した。
同イベントは、健康志向の向上で人気が高まっている自転車を活用し、観光振興や地域振興を図ろうと開催。全国から約250人が参加し、県中部や岡山県蒜山地域などの自然豊かなコースや、エイドステーションでのグルメを満喫した。
今年は県中部、岡山県蒜山地域、江府町を巡る獲得標高3千メートル超のロング(164キロ)と、湯梨浜町や鳥取市青谷町などを走るミドル(83キロ)の2コースで実施。定員200人に対して既に80人超の申し込みがあり、定員を増やすことも検討するという。
◇大会に関する問い合わせは電話050(1215)1514。