鳥取市江津の鳥取あすなろ保育園(山中照子施設長)の園児27人が、同市浜坂の田んぼで稲刈りに挑戦した。大人たちの指導を受けながら、鎌を使って稲を刈り取る作業に汗を流した。
園では食育の一環で、田植えから稲刈りまでの体験を地元農家の協力を得て毎年実施。園児たちは6月、約4アールの田んぼに鳥取県産ブランド米「星空舞(ほしぞらまい)」を手植えしており、稲は美しい黄金色に育った。
園児たちは慎重に刈り取り作業を進めた。収穫した米は園でおにぎりを作って食べる予定。竹内陽菜乃ちゃん(6)と飛村昊汰ちゃん(6)は「楽しかった。早く食べたい」と笑顔を見せた。