砂丘西側にマリオット 最高級ホテル26年開業へ

 鳥取砂丘西側(鳥取市浜坂)でリゾートホテルの建設を進めている「dhp都市開発(本社・大阪市)」は13日、誘致するホテルについて、マリオット・インターナショナル(本社・米国)の最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」と契約を結んだと発表した。2026年の開業を目指す。

 6月に基本合意し、10月6日に本契約を締結した。ホテルは総敷地面積1万8264平方メートルで、客室数は100~110室を予定。ロビーラウンジやバー、プールなどを備えた富裕層向けの形態になる。

 同社は「マリオットグループは世界中に1億8千万人の会員を擁しており、多くのインバウンド(訪日客)を呼び込み、鳥取の魅力を発信することができる」とコメントした。

 鳥取砂丘西側は、観光地としてにぎわう東側と比べ、活用度の低さが課題だった。今年4月に学習、観光活用の拠点となるビジターセンター「鳥取砂丘フィールドハウス」がオープンし、来年4月にはグランピング施設やキャンプ場、ゲストハウスなどの複合施設の開設も控えるなど、新たな観光エリアとして注目されている。

 深沢義彦市長は「世界的に知名度の高いブランドの進出で、国内外から多くの客を呼び込み、地域が活性化していけば」と期待を込めた。

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