鳥取県と島根県の県境付近にある安来市の「やすぎ観光みかん園」。山陰でみかん狩りが楽しめるとあって、毎年シーズン中は人気の観光農園です。
今年も園内にはたくさんの美味しいみかんがたわわに実り、多くのお客さまがみかん狩りを楽しんでいます。
開園期間は11月26日(日)まで!!まだの人はぜひ行ってみよう☆
同園には収穫場所が2か所あり、第1みかん園は極早生品種の「日南1号」や甘味と酸味のバランスがとれた「日南の姫」(ひなのひめ)
など、4品種・約170本の木が植わっています。第2みかん園には、早生、中生、晩生の約20品種・約250本を栽培。
両園でこれからの時期は、トマトのような濃い色合いの「小原紅早生」(おばらべにわせ)、糖度が高く果汁たっぷりの「ゆら早生」、
深い味わいが特徴の「田口早生」(たぐちわせ)などのみかんを食べ比べることができます。

うさみみWEBスタッフもいざ体験!!
同園の佐伯オーナーに美味しいみかんの選び方や収穫の仕方などを聞きながら、みかん狩りを体験しました☆
美味しいみかんを選ぶポイントは、色が濃いものを探すこと!!
どの品種でもしっかりと全体的に濃いオレンジ色に熟したものが美味しいのだそうです。
ハサミで切る時は枝を傷つけないよう、みかんのヘタに近い部分を切ります。

枝を傷つけないよう、ヘタの付け根をチョキン✂
取ってすぐのみかんは酸っぱいイメージがありましたが、食べてみてビックリΣ(・ω・ノ)ノ!
とっても甘いのはもちろん、今まで食べたことがないみかんのフレッシュで濃厚な味わいが楽しめます☆
ビタミンⅭの含有量ももぎたてが一番豊富なのだとか。
ぜひもぎたてみかんの感動を味わってもらいたいです!

手間暇かけたこだわりのみかんを提供

同園のみかんがこんなにも美味しい理由は、手間暇かけて栽培されていることにほかなりません。
みかん産地とは日照時間や降雨時間が全く異なる中、土づくりや水除け対策、枝の手入れなど、一年中みかんの木を大切に育てておられます。
貝殻のカルシウムや海藻、落ち葉など天然の肥料を使った土づくり。
雨が多い山陰では、木が水を吸いすぎるとみかんが水っぽくなってしまうため、木の根元に白いシートを敷いて水除けをしています。
シートが日光を下から反射させ、木の下にあるみかんに光を届ける役目も果たします。
さらにみかんの横枝を紐吊りして、より多くのみかんに日光が当たるよう工夫されています。風通しもよくなり、みかんの病気防止にもなるそう。
園内に入って一番に感じることは、「こんなにみかんの木って低かったっけ!?」。
枝を横に広げることで太陽の光を浴びた美味しいみかんが実るだけでなく、誰もが収穫しやすいみかんの木になるのです。
平たんで安心なみかん園
同園は道路沿いにあり、アクセスの良さも魅力です。
園内は平たんなので、お年寄りや小さな子どもも安心してみかん狩りを楽しむことができます。
園内入り口付近には、車いすや杖歩行の方限定の木も設けられています。

また園内の一部には手すりが設置されています。

アクセス
米子市から車を国道9号を松江市方面に走らせ、安来市内に入った道沿いにある「道の駅あらエッサ」の手前を右折して、そのまま約4㌔
直進するとみかん園駐車場の看板が見えてきます。

大きな看板のもっと手前に駐車場があります

大きなみかんが入り口の目印☆
みかんの加工品も人気です☆
同園ではみかんを加工したジュースやせっけんなどを販売しています。
同園や道の駅あらエッサで購入できます。

みかんの果汁(整肌成分)とみかんの花から採取したはちみつ(保湿成分)を配合した「みかん石鹸」(900円)。
合成海面活性剤、鉱物油、防腐剤、合成着色剤不使用。
施設名 | やすぎ観光みかん園 |
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電話 | 0854-22-5255 |
住所 | 安来市恵乃島町12-1 |
営業日時 | 木、金、土、日曜日 10:00~15:00 ※開園期間は11月26日(日)まで |
定休日 | 月、火、水曜日 |
駐車場 | あり |