丹精込め育てた華やかな菊並ぶ 倉吉農高生が倉吉駅に展示

 倉吉農業高の環境科フラワー・ガーデンコース3年の生徒が育てた大菊などが1日、JR倉吉駅に展示された。白や黄など大ぶりで華やかな菊の鉢が並び、駅利用者の目を引いている。展示は11月下旬まで。

 生徒が5月に挿し芽をして大切に育ててきた3本仕立ての大菊、白色の「国華の朝」、黄色の「国華開祖」、黄色と赤色がまざった「国華大社」など20本と、懸崖菊(けんがいぎく)6本を展示。大菊はほぼ満開で、懸崖菊は10日ごろに見頃を迎える。菊は同駅で毎年展示され、外国人観光客らにも喜ばれている。

 菊を運んだ生徒らは、花びらの向きをていねいに整えて並べた。森好咲(いさき)さん(18)は「今年の夏は暑く、水やりなど大変だった。駅利用者にきれいな花を見てほしい」と話した。

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