冬の砂丘の「光」完全復活 イルミネーションと砂像3Dマッピング 12月、4年ぶり同時開催へ

 鳥取砂丘をイルミネーションの光で彩る「鳥取砂丘イリュージョン」と、鳥取砂丘砂の美術館の砂像を使ったプロジェクションマッピングが今年、4年ぶりに同時開催する。開催期間はともに12月9~24日で、期間中の土、日、祝日にはJR鳥取駅と砂丘を結ぶ有料のシャトルバスが運行される。

 同イリュージョンの今年のテーマは「スペース・ファンタジー」で、宇宙事業の地域産業化を目指す鳥取県ならではのイルミネーションを予定。約40万球の発光ダイオード(LED)電球を、午後6時~同9時に点灯する。感染対策のため昨年は中止していた飲食ブースも復活する。

 砂像のプロジェクションマッピングは、同館で開催中の展示「エジプト編」の高さ約10メートル、幅約22メートルの作品に3D映像を投映し、エジプト神話や古代王朝の世界を表現する。1回8分間で、午後4時~同7時半に8回(土日は同8時までで9回)上映される。

 両イベントは、例年クリスマスに合わせて2週間程度同時開催していたが、2020年からはコロナ禍となり、同イリュージョンは20、21年、プロジェクションマッピングは22年が中止となっていた。

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