大規模改修の時期が迫る倉吉市関金地区の「関金都市交流センター」と「せきがね湯命館」について、市は施設の在り方を検討する。ともに老朽化や物価高などの影響で運営に苦戦しており、市は改修前に現状を調査し集客力向上策を探る考え。ただ、結果次第では規模縮小や用途転用の可能性もあるため、利用者は施設の今後に気をもんでいる。
交流センターは1994年に266席のホールを完備する文化施設として、湯命館は95年に公共入浴施設として旧関金町が関金温泉内に整備。いずれも完成から30年近くがたち、大規模改修の時期を迎えている。湯命館は2025年度に約1年間休館し、改修工事を行うことが決まっている。