いい風呂(1126)の日 米子「日の出湯」マルシェと銭湯跡地を巡るツアー

 いい風呂の日の11月26日、米子市内の有志でつくる「日の出湯元気ふろジェクト」(石西宏代表)は、同市立町3丁目の老舗銭湯「日の出湯」を会場にマルシェを開催し、市内中心市街地にかつてあった銭湯を自転車で巡る。

 中心市街地には昭和40年代に18軒の銭湯が営業していたが、今では2軒が残るのみ。このうち昭和の風情が漂う町家銭湯の日の出湯を応援しようと、同ふろジェクトは昨年秋からヒノキ風呂やBGMにジャズを流すなどの企画に取り組んできた。

 マルシェでは老舗店の豆腐や弓ケ浜伝統のいただき、エコロジー野菜などが並ぶほか、キャンプ道具のスウェーデントーチや手作りまな板を販売。ブローチ作りなどのワークショップやカフェも開く。銭湯ツアーは、既に廃業した銭湯6軒の跡地をスタッフの案内で巡る。定員10人で申し込みは25日まで。

 日の出湯オリジナルのTシャツや手拭いも作製。同ふろジェクトの林田明子さん(51)は「日本の古き良き銭湯文化を若い人にも感じてほしい」と話している。

 ◇問い合わせと銭湯ツアーの申し込みは電話090(6186)7862。当日は入浴できない。

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