倉吉市の鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館で4日、恒例の正月イベントが始まった。二十世紀梨が特別に振る舞われ、帰省客やインバウンド(訪日客)らが思いがけない鳥取の味覚に舌鼓を打った。
館内入り口付近には、緑色の装飾や電飾で彩られた高さ約4メートルの「梨ツリー」がお目見え。人気の梨食べ比べコーナーでは、昨年収穫し氷温冷蔵していた二十世紀梨を数量限定で提供した。鳥取市内の祖父母宅に帰省していたという千葉県松戸市の田中桔平君(7)、寧々ちゃん(4)きょうだいは「シャリシャリしておいしい」と夢中でかぶりついた。
二十世紀梨の試食は8日までで、毎日先着300人に提供する。6~8日はガラポン抽選や福だるまづくり(有料)などを実施。梨ツリーは14日まで展示する。