はしご妙技、華麗に 鳥取で消防出初め式

 鳥取市消防出初め式が14日、同市東町2丁目の擬宝珠(ぎぼし)橋周辺であった。元日に発生した能登半島地震の被災地支援のため、県東部広域行政管理組合が出動していることから、今年は鳥取市のみの主催に。ポンプ車など29台が近くのお堀端で一斉放水したほか、手押しの古式ポンプ操法や「はしご登り」が披露された。

 式には消防団員約670人が参加。式の初めに、能登半島地震の犠牲者を悼むため、全員で黙とうをささげた。

 深沢義彦市長は消防団に、能登半島地震で震度4を観測した市内で、警戒や情報収集を行ったことに感謝し「全国で甚大な災害が発生している。地域の皆さんの命を守るため、尽力してもらいたい」とあいさつした。

 擬宝珠橋には高さ約6メートルのはしごが設置され、吉岡分団の林佑樹さん(33)と明治分団の椿雄太さん(34)が「足留(ど)め」や「しゃちほこ」などの技を、はしごの上で華麗に披露した。一斉放水では、各車両が石垣に向けて水のアーチを描き、参加者らは防災への決意を新たにした。

 市によると、同市の消防団員の数は1238人で、年々減少傾向にある。同市消防団の相良正人団長は「全国的に団員数は減少している。地域の安全を守る使命を心に刻み、技術を研さんしてほしい」と話した。

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