水出ない、機器使えない、寒冷、感染症… 全ての問題が起きている DMAT派遣 本間教授語る

災害は身近で起こる、備えを

  • 石川県輪島市の様子について語る本間教授=15日、米子市西町の鳥取大医学部付属病院

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震は発生から2週間を経過した。15日午後2時現在、222人が亡くなり、多くの人が避難生活を送っている。DMAT(災害派遣医療チーム)として8~12日、同県輪島市で唯一の災害拠点病院となっている市立輪島病院で広域医療搬送の活動援助などに当たった日本災害医学会代表理事で、鳥取大医学部救急・災害医学分野の本間正人教授に話を聞いた。

 

 鳥取大医学部付属病院の医師2人と看護師2人、薬剤師と臨床工学技士の6人で向かった。DMATの調査で、水が出ない、下水がだめ、機器が使えないという状況だった。

残り 831 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事