青空に花映える 淀江・向山丘陵で紅梅と白梅が見頃

 国史跡の向山古墳群がある米子市淀江町福岡の向山丘陵で紅梅と白梅が次々と花を咲かせ始め、29日には青空に花が映えた。

 向山丘陵と隣接する伯耆古代の丘公園には、公園がが整備された際に植栽された紅梅と白梅が27本ある。

 今季は1月上旬から丘陵地の中腹にある早咲きの紅梅と白梅が開花。白梅は例年より2週間早く開花した。その後、花をつけ始める木が増え、既に満開となった木もある。

 この日は既に見頃を迎えたロウバイと合わせて観賞に訪れる市民の姿もあり、青空の下で春の訪れを感じている様子だった。

 同公園には開花状況の問い合わせも相次いでいる。藤原幹人副園長は「花をめでながら古代にも思いをはせていただければ」と話した。梅は2月下旬まで楽しめるという。

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