宿泊施設に県産シャンプー 開発企業提供、知事に紹介

 鳥取市内の砂丘地で栽培したラベンダーの精油を使い、シャンプーなどのヘアケア商品を開発した101(鳥取市)の寺田健太郎社長らが31日、県庁を訪れた。寺田社長は平井伸治知事に、県内九つの宿泊施設でアメニティーとして同社のヘアケア商品を提供する事業「とっとりトリートビジョン」を紹介した。

 同社は「sakyu」のブランド名で高品質のシャンプーとトリートメント、ボディーソープを開発。県内の温泉旅館などと協力して昨年11月、同事業を開始した。宿泊施設の一つ、岩井温泉岩井屋(岩美町岩井)の山田揚子代表は「これまで地元産のシャンプーがなく、ぜひ取り入れたかった。後を引かない香りと赤ちゃんにも使える優しさで、お客さまからも非常に評判がいい」と説明した。

 寺田社長は同事業をPRする5人の公式アンバサダーや「とっとり県は、トリート県」のキャッチフレーズを紹介。平井知事は「新しい鳥取の特産品。地場のスタートアップ企業として応援したい」とエールを送った。

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