3月に京都府南丹市で開かれるパワーリフティングの全国大会「ジャパンクラシック パワーリフティング選手権大会」に、鳥取市賀露町南5丁目の会社員、阪上陽亮さん(31)が出場する。県内で出場するのは阪上さんただ一人で、「自己ベストが出したい」と練習に励んでいる。
阪上さんは大学時代にアメリカンフットボール部に所属し、前衛のラインマンを務めた体力自慢。当時、体重が100キロ近くあったという。パワーリフティングを始めたのは、4年前。競技を始めたころは93キロ級で出場していたが、体重を20キロ近く絞り込んだ。今年2月からはダイエットも兼ねてジムに通い、大会に向けたトレーニングも継続している。
11月に和歌山県で開かれた予選会「和歌山県オープンクラシックパワーリフティング選手権大会」に出場し、一般男子の74キロ級で610キロの標準記録を突破。全国大会出場を勝ち取った。
阪上さんは「9本全て成功させて自己ベストを更新したい」と気合十分。2回目の全国大会出場に向け、短時間で重量を増やすトレーニングに重点を置いて取り組んでいる。成果を発揮する日はもうすぐそこまで迫っている。