漫画調、方言、ほっこりイラスト 岩美高生が観光ポスター 町の魅力PR

 「岩美って何があるだ?」「とにかく来てみて岩美町」「ただいまおかえり岩美町」-。岩美高(岩美町浦富)の生徒が町や観光協会と連携し、岩美の魅力を発信する観光ポスターを製作した。同校生徒によるポスター製作は3回目。若々しい感性と表現方法で岩美の魅力を伝える3種類のポスターは、JRの駅や岩美中などで随時掲示される。

 製作したのは3年の福間来未さん(18)と1年で妹の奈未さん(16)、同年の佐藤知代子さん(16)の3人。

 来未さんはモノクロで漫画調の作品に挑戦。どうすれば立ち止まって見てもらえるかを意識した。奈未さんは少女二人が方言を使って岩美の魅力を語るイラストを描き、佐藤さんは夕日に焦点を当てて温泉に入る女の子と猫のほっこりした表情を描いた。

 岩美町役場でお披露目式があり、完成したポスターを見た観光協会の川口博樹会長は「今年は文字を読ませて魅力を伝える作品が出てきた。考え抜かれている」と脱帽。長戸清町長も「町を知らない人に魅力を知ってもらえる斬新なポスター。今年も町や鳥取市、関西などでPRに使わせていただく」と話した。

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