踊り、演奏いきいきと 鳥取でダウン症啓発イベント

 JR鳥取駅前のバード・ハットで20日、世界ダウン症の日(3月21日)を前に、ダウン症への理解を求める啓発イベントがあった。ダウン症の当事者団体のメンバーや交流の深い仲間たちがダンスや楽器演奏を披露し、ダウン症のある人たちと支え合う仲間の活躍をアピールした。

 日本ダウン症協会鳥取県支部(高垣美恵支部長)が毎年、世界ダウン症の日に合わせて開催している。今年は新たに2団体がステージ出演に加わり、6団体の約60人がハンドベル演奏や鳴子を使った歌と踊り、ダンスなど元気なパフォーマンスを繰り広げた。

 高垣支部長は「ダウン症のある人はそれぞれに個性があり、やれることもそれぞれ。支え合って豊かな暮らしができることを知ってほしい」と訴えた。

 関連イベントとして21日から、とりぎん文化会館フリースペースでダウン症当事者の作品展「見てほしいな 私たちの作品」が開かれる。31日まで。

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