企業版ふるさと納税で米子市の「皆生温泉人材発掘・育成・情報発信事業『かいけラボ』」に1千万円を寄付した信金中央金庫(信金中金)に紺綬褒章が授与され、市役所で伝達式が行われた。
信金中金は創立70周年記念事業で創設した「SCBふるさと応援団」により、2020年度からの3年間で全国232の地方公共団体に対して計24億3500万円を寄付。米子市には22年2月に寄付した。
伝達式で、伊木隆司市長は寄付に感謝し、信金中金の三浦雅彦中国支店長に褒状を手渡した。三浦支店長は「米子市をはじめさまざまな地域と協力しながら、地方創生に向けた取り組みを加速させたい」と述べた。
寄付金は、かいけラボの人材育成の勉強会や皆生温泉のまちづくりの情報発信などに活用された。