海洋ごみや植物探究学習を発表 米子北斗中高生徒ら

 米子北斗中高(米子市夜見町)の生徒らによる探究学習の発表会が、米子市公会堂で開かれた。中学1年~高校2年の代表生徒が1年間の学習成果を披露した。

 中学1年は校内の植物を混生・密生させた観察場「シネコポータル」で農薬や肥料を使わず栽培したネギを調査し、平均的なネギよりも糖度が低くなったと発表。中学2年は江府町の魅力化に向け、自然豊かだが遊具や橋が老朽化しているせせらぎ公園をクラウドファンディングで再整備する案を提案した。

 高校1年は、海洋ごみによる環境汚染や発展途上国の衣類の大量廃棄について問題提起しようと、昨年11月の「北斗マルシェ」でシーグラスを活用したアート工作やリメークした古着の販売を行ったことを発表。持続可能な開発目標(SDGs)とも関連付けて「問題への理解を深められた」と振り返った。

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