「上法万の大山桜」満開 樹勢回復取り組み、往時と変わらない姿に安堵

 樹勢回復が試みられている鳥取県琴浦町法万のヤマザクラ「上法万の大山桜」が2日、満開を迎えた。一時は瀕死(ひんし)状態となっていた古木が往時と変わらない鮮やかな花を咲かせる姿に、関係者は安堵(あんど)している。

 ヤマザクラは昭和初期から自生し、樹齢80年を超えているとみられる。幹回り3・4メートル、枝張りは直径20㍍にも及ぶ巨木で、開花時期にはライトアップが行われるなど地域住民らが大切に守ってきた。

 10年ほど前から樹勢が衰え始め、近年は花が咲かなくなっていた。2022年から土壌改良したり枯れた枝の一部を伐採したりするなど、蘇生に向けた取り組みが進められている。

 ヤマザクラの復活に携わる福楽商店(倉吉市米田町)の盛山純さん(40)は「大手術だったので花数がそろうか心配していたが、しっかり花を付けてくれている」と胸をなで下ろし、ヤマザクラを所有する佐伯敦子さん(71)=同町八橋=は「少しでも長く、元気に花を咲かせ続けてほしい」と願った。

 盛山さんによると、見頃は1週間程度続くという。

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