県内初の健康被害疑い 紅こうじ摂取50代女性

 保健所を所管する鳥取県と鳥取市は3日、小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」のサプリメントを巡る健康被害問題について合同会議を開き、健康被害の疑い事例1件が報告された。県内在住の50代女性が、「紅麹(こうじ)コレステヘルプ」摂取後から排尿時に違和感などがあると訴えている。

 大阪市から1日、県に対し、紅麹コレステヘルプを摂取した可能性のある3人の調査依頼があった。県が聞き取りした結果、50代女性1人に背中や排尿時の違和感、尿の頻度や量が増えるといった症状があった。

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