食品販売会社「ビッグワン」(大山町、土井一朗社長)が鳥取県産のゴボウを使って開発したドレッシングが、第2回ドレッシング選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)で3位に当たる銀賞を受賞した。県内での入賞は初めて。
銀賞を受けたのは「星取県の大山ごぼうとごまの焙煎(ばいせん)ドレッシング」。大山山麓で栽培されたゴボウを香りが引き立つように窯で焙煎し、ゴマを加えた。4ミリ四方に角切りしたゴボウのゴロゴロした食感も楽しめる。
選手権には45社が63商品を出品。3月上旬に都内で最終審査があり、ビッグワンはゴボウのしっかりした香りやゴマとのバランスが評価された。
土井社長らが県庁で平井伸治知事に受賞を報告。サラダにかけて試食した平井知事は「焙煎してあるので味に深みを感じる。大山の薬膳のよう」と話した。
価格は280ミリリットル入り538円。